jQueryでスライドショーを作ったり、webサイトにハンバーガーメニューやアコーディオン機能を追加するような、補助的な役割で使われていたjavascript。
しかし、現在は、
- リッチなアニメーション
- ReactやVueといったSPA(シングルページアプリケーション)制作
- ブラウザゲーム制作
など、様々な用途で使われるようになり、プログラミング言語の人気ランキングでも上位に位置しています。
今回は、フロントエンドエンジニアとしてフリーランスで働いている私が、今まで勉強したオススメのjavascriptの技術書を紹介します!
初心者向けの簡単な本からレベル順に紹介していきます。
プログラミングの定番入門書
定番の入門書、よくわかる教科書シリーズ。
本当に簡単な
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alert() |
で文字をブラウザに表示するところから、
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if (true) { } else { } for (var i = 1; i < 10; i++){ } |
のような制御構文まで、javascriptの基本中の基本を学べます。
- はじめてプログラミングをする
- javascriptを書いたことがない
- HTMLとCSSを書けるようになったので、jsで動きをつけたい
という方は、まずこの本からスタートするとよいでしょう。
jQueryは必須
VueやReactという技術の登場で、jQueryは使わなくなってきていると言われていますが、実際のプロジェクトでjQueryはバリバリ現役です笑
たしかに、最新のプロジェクトではVueやReactを使い、jQueryを使わなくなってきていますが、ちょこっとjavascriptを組み込むだけでいいプロジェクトではjQueryで事足ります。
むしろ、仕事の9割は昔からあるプロジェクトの改修や、SPA(シングルページアプリケーション)にしなくてもよいwebアプリケーション・webサイトの開発なので、jQueryのほうが重要度は高いです。
そんな、フロントエンドエンジニアにとって必須の技術jQueryのおすすめ書籍はこちらです。
タイトル通り、最高の教科書です笑
jQueryがバンバン使われているweb制作現場では、よくこの本で勉強した人が多かったイメージです。
- 基本的なjavascriptを理解した人
- リッチなweb表現にチャレンジしてみたい方
- 他のプログラミング言語を書いたことがあり、入門書を読む必要がない人
はこの本でjs(jQuery)を勉強して、js特有の表現を覚えるのがオススメです。
javascriptを深く勉強したい方へ
- javascriptの言語仕様について
- 変数のスコープを詳細に
- prototype拡張の仕組み
- オブジェクトとは?
など、javascriptというプログラミング言語を深く理解したい人へは以下の2冊を紹介します。
1冊目は、この本です。
わたしは、この本を読んで、なんとなく書くjavascriptから脱却できました(多分・・・笑)
この本のいいところは、javascriptの言語仕様の重要なところをピンポイントで抜き出して、簡潔にまとめているところです。(本自体がかなり薄く分量が少ないです。)
このあと紹介するサイ本のように、分厚い辞書みたいな本は勉強のモチベーションが上がらない人は、この本を勉強するとよいでしょう。
2冊目はこの本です。
そう、有名所のサイ本です。
わたしは、太すぎて諦めましたが、根気と根性のある方は、この本で勉強すれば、javascriptは完全マスターになれるでしょう。
正しいjsの設計を学びたい人へ
この本は、OSSのライブラリ等でよく使われているような、
- コンストラクタ関数を作る
- そのコンストラクタ関数にイベント・DOMを登録する
- prototype拡張で関数にメソッドを追加していく
- 完成したコンストラクタ関数をインスタンス化して使用する
というjsのオブジェクト指向プログラミング(もどき)を学ぶことができます。
わたしが紹介したいjavascriptの技術書の中で、一番この本がオススメですので、jsの技術を学びたい方は是非、この本で勉強してください!
以上5冊でjsはok!
以上5冊を勉強すれば、javascriptを使って、プロダクトを作ったり、フロントエンドとしてフリーランスで仕事ができるようになります。
そして、基本的なjavascriptを覚えたら、SPA(シングルページアプリケーション)やWebGLといった高度な技術を勉強したくなると思います。
そうなったら、Reactのようなフレームワークを勉強していってもよいでしょう!