こんにちは!フロントエンドエンジニアとして、様々な企業でSPA(シングルページアプリケーション)を作っているらーら(RARA)です。
WebAPIやブラウザ、javascriptの進化など様々な背景もあり、SPAで作られるサービスが非常に増えてきています。そういった理由で、SPAに必要なReactはフロントエンドエンジニアの必須スキルになりました。
この記事では、実際にReactを使ってSPA制作の仕事をしている私が、オススメのReactの技術書を紹介します。(勉強するべき順番に紹介しますので、初心者でも安心ですよ!)
Reactの概要を知るためにまずはざっと読む
ReactやVue.jsなどのSPAフレームワークを全く触ったことがない人は、まずこの本から読んで下さい。
さくっと読める文量で、Reactの概要を理解できるのでオススメです。しかし、かなり薄めの知識しか紹介していないので、この本を読むだけではReactを使えるようにはなりません。Reactのイメージを掴むために読んで下さい。
- Reactを知らない人向け
- ざっくりとReactの概要を理解できる
- この本だけでは全然不十分
わかりやすくReactでWebアプリが作れる
先程の本でReactの概要を理解した、もしくは、ある程度ReactやVue.jsはこういうもの!という理解がある人は、この本を読みましょう。
様々な技術書を執筆してるクジラ飛行机さんの著書です。
この本のいいところは、ReactやVue.jsを使ったWebアプリケーションを制作するときにバックエンドで採用されやすいNode.js(javascriptでDBやサーバーの操作が出来る)も紹介しているところ。
この本でバックエンド開発と共にReactでWebアプリケーションを開発すれば、簡単なSPA(シングルページアプリケーション)は作れるようになります。
- React(フロント)やNode.js(バックエンド)、両方学べる
- この本を終わらせれば、簡単なSPAを作れるようになる
- React NativeやElectronといったReact周辺の知識も手に入る
- ES6などの最新のjs事情も紹介されている。
Reactを学びながら、javascriptの底力を鍛えられる
うえで紹介した2冊を終わらせたら、この本を強くオススメします!
ビギナーズガイドと書いてありますが、結構難易度が高い技術書で、Reactとfluxについて学びながら、javascriptのプログラミング力を鍛えられる本です。
この本の中では、web上のexcelのようなwebアプリをReactで制作します。そのアプリが非常に完成度が高く、SPAをわざわざWebアプリケーションに採用する意味が納得できるようなものです。
ただ、Reactというよりは、プロダクト自体が少し複雑なデータ設計になっているので、javascriptのプログラミング力が問われます。「Reactを覚えながら、javascriptの力も上げたい!」という人にはめっちゃくちゃオススメの技術書です!
- この本が理解できれば、Reactの基礎は盤石
- Reactだけでなく、javascriptの勉強にもなる
- SPAの凄みがわかる
- 制作するプロダクトの完成度が高いので、勉強し終えたときの達成感がすごい!
動画の勉強もおすすめです。


上記3冊を終えて、更にReact Masterになりたい人はUdemyの動画授業をオススメします。
Udemy自体、プログラミングを勉強する上でめちゃくちゃオススメです笑
動画授業の場合は、動画をみながら、全く同じことを自分のパソコンでコーディングしていくだけで、自然とプログラミングがマスターできます。本での勉強が肌に合わない人は、Udemyでの勉強を習慣にすることをオススメします。
Reactと一緒によく使われるReduxを使ってWebアプリをいくつも作るこの動画授業は、Reactの制作現場で必要とされる知識がたっぷり含まれています。講師の方の英語もわかりやすく、英語の字幕を表示することが出来るので、英語が苦手な人でもなんとかついていけるはず・・・
- Reactと共に使われるReduxも学べる
- 動画授業のため、本が苦手な人でも大丈夫
- 英語だが、簡易な英語+英語字幕が出るので、英語苦手でもなんとかなる
Reactをマスターしよう!
以上4つのReactの勉強素材を紹介しました。
この4つの勉強素材を勉強すれば、確実にReactでSPA(シングルページアプリケーション)が作れるようになります。
Reactを使いこなせるようになれば、Web側でネイティブアプリに近いアプリケーションをつくれるようになり、また、仕事面でも、Reactの経験が深ければ、月収100万円を超える業務委託案件を受けることも可能になります。
「SPA案件は多いのに、実際にSPAを作れる人材が足りない」というのが、現在のweb業界の苦しい事情です。
需要と供給のバランスが崩れている今、Reactを覚えてしまって、良い条件で、フロントエンドエンジニアとして働けるようになりましょう!